野球部

後半に粘り強いチームへの成長!

7月12日に第104回全国高等学校野球選手権福島大会の2回戦(初戦)をあいづ球場にて若松商業高校と対戦してきました。先発の笠原投手が立ち上がりに死球で先頭打者を出すも後続を打ち取り、良い流れで攻撃に入っていくことが出来ました。3回には四球からの連打でノーアウト満塁としましたが、チャンスを活かしきれずに無得点で攻撃を終えました。チャンスを活かしきれなかったことから流れが若松商業に傾き、4回表に2点を先制されてしまいました。5回に菊地光選手の右中間への3塁打と宇内選手の内野ゴロの間に1点を返し、後半戦に臨みました。7回表の攻撃を凌ぎ、ここから逆転だというところで雨脚が強くなってきました。7回雨天コールドもあり得ると判断し、「この回に同点、逆転が出来なければ雨天コールドもあり得る。腹をくくるしかないからな。」と攻撃に入る前に檄を飛ばし、気合の入った選手たちでしたが、鋭い当たりも正面で、2アウトまで追い込まれてしまいました。しかし、後半に粘り強いチームを目標に練習を積んできた選手たちは9番の五十嵐拓海選手、1番の宇内辰之介選手と続き同点。そして、2番の宮川龍翔選手が左中間へライナーせいの当たりを放ち、宇内選手が逆転のホームを踏みました。逆転してから臨んだ8回表の1アウトを取ったところで大雨により試合は中断。協議を重ね、天候が回復する見込みがあるため、時間を空けて試合を再開することが決まった。約1時間半から2時間程度の中断後に試合が再開された。8回表の若松商業の攻撃を凌ぎ、8回裏には駄目押しの2点を加えた。9回は笠原投手が3人できっちり抑え、勝つことが出来ました。最後まで集中力を切らすことなく、試合を終えたことは選手たちにとって大きな成長だと感じています。次の試合は若松商業高校の選手たちの想いも背負いつつ、”自分達の野球”を貫いてほしいです。最後に若松商業高校と対戦でき、両校選手の素晴らしいプレーで試合が出来たことに感謝します。また両校の3年生のことを想い、9回まで何とか試合が出来るよう苦心してくださった高野連会津支部の先生方に感謝申し上げます。監督・部長・選手・マネージャーの皆さん、ありがとうございました。また、生徒会、吹奏楽部、桐桜高校の保護者の皆様、応援ありがとうございました。引き続き次戦の応援も宜しくお願い致します。