野球部

一球入魂 ~ これまでの軌跡 ~

悔しさをバネに秋季県大会、そして来年の夏へ!!

雨天順延により7月16日に第105回全国高等学校野球選手権記念福島大会の2回戦をヨーク開成山スタジアムにて二本松実業と戦ってきました。二本松実業の先攻で試合が始まり、先発の齋藤真人投手は大舞台のマウンドということでなかなか思うような投球が出来ていませんでしたが、最小失点で1回表を切り抜け味方の援護を待ちます。しかし、打者は二本松実業の國分投手の直球にタイミングを合わせることが出来ず、4回まで無得点。4回表にはエースの長谷川夢樹投手がマウンドに上がるも守備の失策から失点を重ね、5回表終了時には6対0と大きく突き放されてしまいました。5回裏1死1塁の場面で7番相原大雅選手が初球を叩き、レフト前ヒットで後続に繋ぎ、2死1、2塁の場面で9番穴澤岳樹選手も初球を叩いてレフトに弾き返して、2塁ランナーが生還し、6対1としました。尚も得点を重ねられる2死2、3塁のチャンスの場面で迎えるは1番の山田楓芽選手と良いバッターに回りましたが、あと1本が出ず、反撃もここまで。10対1の7回コールドで2回戦敗退となりました。試合後のベンチ裏では泣き崩れる選手達。その悔しさをバネに秋季県大会、そして来年の夏へ向けて課題に、練習に一生懸命取り組んでほしいと思います。最後に二本松実業高校と対戦でき、両校選手の素晴らしいプレーで試合が出来たことに感謝します。二本松実業の監督・部長・選手・マネージャーの皆さん、ありがとうございました。また、喜多方桐桜野球部の保護者の皆様をはじめ、球場まで応援に足を運んでいただいた先生や生徒、OB、OG、またスマートフォンやパソコン等でバーチャル高校野球中継を見ながら応援いただいた多くの方々に感謝申し上げます。応援ありがとうございました。そして、3年生マネージャーの皆さん、3年生マネージャーの保護者の皆様、お疲れ様でした。皆さんと野球が出来て楽しかったです。1、2年生の若いチームを献身的に支えてくださり、ありがとうございました。
※2回戦の写真はありません。申し訳ありません。

緊迫のシーソーゲームを制し、逆転サヨナラ勝利!!

7月11日に第105回全国高等学校野球選手権記念福島大会の初戦を郡山市にありますヨーク開成山スタジアムにて郡山北工業高校と戦ってきました。郡山北工業の先攻で試合が始まりました。初回にランナーを出すも無得点の良い流れで、喜多方桐桜の攻撃に移りました。先頭の山田楓芽選手がライト前ヒットで出塁し、続く2番高橋恵大選手がきっちり送りバントを決めて1死2塁の状況で3番、4番に打順が回りましたが1本が出ず、無得点に終わりました。2回の郡山北工業の攻撃では、守備のエラーで1失点し、2回の喜多方桐桜の攻撃以降は両校ともにランナーが出るもあと1本、2本が出ずに郡山北工業の1点リードで5回まで終了しました。6回には堅実にランナーを送ってきた郡山北工業がさらに1点を追加し、2対0となりました。続く6回裏の喜多方桐桜の攻撃で2番高橋恵大選手から始まる好打順の場面で四球、センター前ヒットや相手のエラーも重なり、2対2の同点。9回の郡山北工業の攻撃で1点を入れられましたが、その裏に2死1塁と絶対絶命の場面で2安打と当たっている山田楓芽選手に回り、4球目を捉えて左中間に弾き返し同点とし、タイブレークに縺れ込みました。無死1、2塁からスタートした延長10回の郡山北工業の攻撃は送りバントと犠牲フライで1点を追加し、4対3。その裏の喜多方桐桜の攻撃は、4番の渡部大河選手が四球で出塁し、無死満塁。5番の長谷川煌汰選手のセカンドゴロの間に3塁ランナーが生還し、4対4の同点で回ってきた相原大雅選手に申告敬遠で満塁策を取ってきた郡山北工業。ここは「打って勝つ」と心に決め、齋藤真人選手には「ここは勝負だ!打って勝つんだ!決めてこい!」と力強く声をかけました。打席に入った齋藤真人選手が初球を叩き、併殺崩れの間に3塁ランナーが生還。サヨナラ勝利を収めることが出来ました。公式戦では9回まで戦うことが出来なかったチームが、延長10回までの激闘を制し、令和5年度公式戦初勝利。穴澤岳樹投手は延長10回を投げきり96球の好投、それを支えた相原大雅捕手の好リードのおかげで各イニングのピンチを凌ぎ、勝利に結びついたのではないでしょうか。素晴らしい成長を見せてくれた選手たちに感謝しかありません。試合終了後には3年生のマネージャー3人は嬉し泣き。3年生のマネージャーだけではありませんが、”記憶に残る”試合を見せてもらいました。ありがとうございました。最後に郡山北工業高校と対戦でき、両校選手の素晴らしいプレーで緊迫した試合が出来たことに感謝します。郡山北工業の監督・部長・選手・マネージャーの皆さん、ありがとうございました。また、喜多方桐桜野球部の保護者の皆様をはじめ、スマートフォンやパソコン等でバーチャル高校野球の中継を見ながら応援してくださった多くの方々、応援ありがとうございました。次戦は7月15日土曜日にヨーク開成山スタジアムの第3試合で二本松実業高校と対戦します。応援の程宜しくお願い致します。

 

※画像は7月12日発行の福島民友新聞、福島民報新聞の記事になります。

第105回全国高等学校野球選手権記念福島大会開幕!!

7月8日に福島市の県営あづま球場で第105回全国高等学校野球選手権記念福島大会の開会式が行われました。あいにくの天気ではありましたが、昨年に引き続き一斉行進が行われ、3年生マネージャーの渡部日菜を先頭に選手たちは素晴らしい行進を見せてくれました。また、105回記念イベントとして「古関裕而メドレー」を福島商業高校吹奏楽部と北信中学校吹奏楽部が素晴らしい演奏を披露するとともに、「栄冠は君に輝く」を球児たちは歌いました。そして、木村保理事長の身が引き締まる開会宣言があり、いよいよ3年生にとって最後の夏が開幕したと感じました。まずは初戦の郡山北工業戦に向けて自分達が出来る最高の準備をして臨みたいと思います。

 

 

       

第105回全国高等学校野球選手権記念福島大会の必勝祈願!!

6月25日に北宮諏訪神社にて第105回全国高等学校野球選手権記念福島大会の必勝祈願をしてきました。マネージャーが願いを込めて折った千羽鶴の「結」と「V」の文字。チームの「結」束力をさらに高め、「V」ictory(勝利)を掴み取れるように7月11日試合当日まで、1人1人が最高の準備をして、一戦必勝で勝ち進んでくれることを期待しています。

~ グラウンド作り ~

ダイヤモンド内の土質が粘土層や硬い岩盤でイレギュラーが常に起こるようなグラウンドだったので、4月頃に生徒会や他の部活動の先生方との話し合いの場で現状を説明して黒土混合土を2t入れてもらえることになり、夏の選手権大会前の貴重な土日ではありましたが、6月24日、25日と保護者の皆様にもお手伝いいただきながらグラウンド整備を行いました。6月24日に砂等をある程度取り除き、6月25日の朝に水を撒いてから黒土混合土を撒きました。1袋20kgの黒土混合土100袋と塩化カルシウムや石灰を撒いて混ぜるのはかなりの重労働ではありましたが、休憩を挟みながらも整備を進めていきました。黒土混合土で内野を整備している間にバッテリーたちはマウンド形成、バッターボックス、キャッチャーボックスの整備を行い、マウンドはある程度傾斜が整い、投げやすい状態になったのではないかと思います。最後にグラウンド整備の仕上げとして保護者の方に転圧機でグラウンドを整地していただきました。まだまだ土のほうは足りないですが、最低限選手たちが怪我無くプレーし、成長出来るグラウンドになったのではないかと思います。選手たちには生徒会や他の部活動の先生方、生徒達、そして一緒にグラウンドを整備してくださった保護者の皆様に感謝をもって、日々の練習へと取り組んでほしいと思います。

 

     

第105回全国高等学校野球選手権記念福島大会の抽選会

6月20日に郡山ユラックス熱海で第105回全国高等学校野球選手権記念福島大会の抽選会が行われ、本校野球部主将の渡部大河選手が参加してまいりました。今年度は3年生の選手がおらず、会場には3年生の主将が多くいたためか、終始緊張しながら予備抽選、本戦の抽選を渡部大河主将は引いていました。本戦の抽選球を引く順番が34番に決まり、順番が来るまでに各校の主将が抽選球を引く様子、各高校の名前が組合せ表に入っていく様子を見ながら渡部大河主将は順番を待っていました。そして、順番が回ってきて本戦の抽選球を引き、「喜多方桐桜高校、24番です。」と宣言して安堵の表情で席に戻ってきた渡部大河主将。席に戻り、組合せ表を確認すると郡山北工業と書かれていました。5月に練習試合を行った際には大量失点で負けていますが、本戦では勝てるよう選手たちには日頃から1球、1球に懸けて練習へ取り組んでほしいと思います。本戦で戦う姿が3年生マネージャーの目にどう映るのか、またこれまで練習、練習試合、公式戦と様々な場面でお世話になった想いも含め、感謝の気持ちを持ちながら目の前の白球を全力で追いかけてほしいと思います。雨天順延等がなければ、7月11日9:00からヨーク開成山スタジアムで喜多方桐桜対郡山北工業の試合が行われる予定です。両校の3年生にとっては最後の大会になります。選手たちが死力を尽くして野球に打ち込む姿を応援していただければ幸いです。桐桜高校の保護者の皆様及び同窓会、野球部後援会をはじめとした関係者の皆様、応援宜しくお願いします。

~ 気持ち次第 ~

6月3日に鶴沼球場にて第64回全会津高等学校野球選手権大会の初戦、ザベリオ学園高校と対戦してきました。序盤から集中力、冷静さを欠き、走塁ミスやサインミスが多い試合展開でした。4月の会津支部予選より成長はしていましたが、まだまだ甘さの残る選手達。試合中に檄を飛ばし、ほんの少し集中した6回に2点を返し2対3としましたが1イニングしか持たず、7回、8回に2点、4点と点数を入れられ、8回コールド。試合後には本部の先生と話した時には、試合を見た感想として当を得た話を頂きました。1年生、2年生主体のチームでも普段の選手達の練習に対する気持ち、試合での1球に懸ける想いで1年生、2年生の選手だけであろうと強いチームは強いと思います。普段から気持ちを強く保てるよう今後の練習でさらに厳しく指導していきます。3年生マネージャーにとって残すは夏の選手権大会のみとなり、選手達は3年生にどのような姿を見せるか期待したいところです。
最後にザベリオ学園高校の監督・部長・コーチ・選手・マネージャーの皆さん、ありがとうございました。そして、桐桜高校の保護者の皆様、応援ありがとうございました。

~ 1球に懸ける想い ~

4月25日に第75回春季東北地区高等学校野球大会会津支部予選の敗者復活戦をあいづ球場にて会津工業と戦ってきました。4月22日の敗戦から課題や1年生を硬球に慣れさせるなど、出来る限りの練習を行って臨んだ会津工業との試合でした。2回までは1対1の同点でしたが、3回の連携ミスから大きく崩れ、22対1の5回コールドで大会を終えてきました。試合中、打者がバントしたボールがファールゾーンへ転がると誰一人捕球に行かない、ファールフライを追いかけない等、まだまだ”1球の重み”を知らない選手達。これからの練習で”1球に懸ける想い”、”1球の重み”を感じてほしいと思います。最後に会津工業の監督・部長・コーチ・選手・マネージャーの皆さん、ありがとうございました。そして、桐桜高校の保護者の皆様、応援ありがとうございました。

   
   

これからに期待!!

4月22日に第75回春季東北地区高等学校野球大会会津支部予選の初戦をBMI鶴沼球場にて南会津・白河旭の連合チームと戦ってきました。4月18日に1年生の選手13名、マネージャー3名が正式入部し、昨年度の夏以降、連合チームで戦っていた大会も今年度から単独で出場出来ることに感謝しながら、勝利を目指して戦いました。昨年度から連合チームとして合同練習を行っており、またお互いに選手の長所を知っている、1年生が入部して間もないところで連携の練習も全然出来ていないことから厳しい戦いになると思っていました。案の定、上手く投球に対してバットを合わせられ、守備の間に打たれるなどして、14対2の5回コールドで負けてしまいました。人数が増えたからと言って、簡単に勝てるほど野球は甘くないことを選手たちは感じたのではないでしょうか。これからより強いチームに成っていくには2年生の選手が引っ張っていくことが必要だと思います。今後に期待していただけると幸いです。最後に南会津高校・白河旭高校の監督・部長・選手・マネージャーの皆さん、ありがとうございました。そして、桐桜高校の保護者の皆様、応援ありがとうございました。

 

保護者の皆様へ

春和の候、保護者の皆様におかれましては、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。また平素より、本校の教育活動及び野球部の活動にご理解とご協力いただき、厚く御礼申し上げます。さて、令和5年度もスタートし、新入部員が2年生、3年生と一緒に活動することを楽しみにしているところで、年間の活動計画を作成しました。ご覧いただければ幸いです。文字が見づらい部分もあり申し訳ありませんが、詳細につきましては月毎に予定表をお子様へお渡し致しますので、宜しくお願いします。これからも変わらぬご理解とご協力を宜しくお願い申し上げます。

野球部年間活動計画.pdf

動画