野球部

一球入魂 ~ これまでの軌跡 ~

新年スタート

 新年は2024年1月9日から野球部の練習が始動しました。暖冬とされているシーズンですが、喜多方の町には雪が降らない年はないようです。とても環境が良いグラウンド状況とは言えませんが、多くの災害で苦しんでいる人たちがいることを思い、野球ができることに日々感謝しながら練習を行っています。今年の目標は夏の大会ベスト8以上です。喜多方桐桜高校の歴史と、応援して下さる地域の方たちの記憶に残る野球をしていきたいと思います。今後とも応援宜しくお願い致します‼

 

悔しさをバネに秋季県大会、そして来年の夏へ!!

雨天順延により7月16日に第105回全国高等学校野球選手権記念福島大会の2回戦をヨーク開成山スタジアムにて二本松実業と戦ってきました。二本松実業の先攻で試合が始まり、先発の齋藤真人投手は大舞台のマウンドということでなかなか思うような投球が出来ていませんでしたが、最小失点で1回表を切り抜け味方の援護を待ちます。しかし、打者は二本松実業の國分投手の直球にタイミングを合わせることが出来ず、4回まで無得点。4回表にはエースの長谷川夢樹投手がマウンドに上がるも守備の失策から失点を重ね、5回表終了時には6対0と大きく突き放されてしまいました。5回裏1死1塁の場面で7番相原大雅選手が初球を叩き、レフト前ヒットで後続に繋ぎ、2死1、2塁の場面で9番穴澤岳樹選手も初球を叩いてレフトに弾き返して、2塁ランナーが生還し、6対1としました。尚も得点を重ねられる2死2、3塁のチャンスの場面で迎えるは1番の山田楓芽選手と良いバッターに回りましたが、あと1本が出ず、反撃もここまで。10対1の7回コールドで2回戦敗退となりました。試合後のベンチ裏では泣き崩れる選手達。その悔しさをバネに秋季県大会、そして来年の夏へ向けて課題に、練習に一生懸命取り組んでほしいと思います。最後に二本松実業高校と対戦でき、両校選手の素晴らしいプレーで試合が出来たことに感謝します。二本松実業の監督・部長・選手・マネージャーの皆さん、ありがとうございました。また、喜多方桐桜野球部の保護者の皆様をはじめ、球場まで応援に足を運んでいただいた先生や生徒、OB、OG、またスマートフォンやパソコン等でバーチャル高校野球中継を見ながら応援いただいた多くの方々に感謝申し上げます。応援ありがとうございました。そして、3年生マネージャーの皆さん、3年生マネージャーの保護者の皆様、お疲れ様でした。皆さんと野球が出来て楽しかったです。1、2年生の若いチームを献身的に支えてくださり、ありがとうございました。
※2回戦の写真はありません。申し訳ありません。

緊迫のシーソーゲームを制し、逆転サヨナラ勝利!!

7月11日に第105回全国高等学校野球選手権記念福島大会の初戦を郡山市にありますヨーク開成山スタジアムにて郡山北工業高校と戦ってきました。郡山北工業の先攻で試合が始まりました。初回にランナーを出すも無得点の良い流れで、喜多方桐桜の攻撃に移りました。先頭の山田楓芽選手がライト前ヒットで出塁し、続く2番高橋恵大選手がきっちり送りバントを決めて1死2塁の状況で3番、4番に打順が回りましたが1本が出ず、無得点に終わりました。2回の郡山北工業の攻撃では、守備のエラーで1失点し、2回の喜多方桐桜の攻撃以降は両校ともにランナーが出るもあと1本、2本が出ずに郡山北工業の1点リードで5回まで終了しました。6回には堅実にランナーを送ってきた郡山北工業がさらに1点を追加し、2対0となりました。続く6回裏の喜多方桐桜の攻撃で2番高橋恵大選手から始まる好打順の場面で四球、センター前ヒットや相手のエラーも重なり、2対2の同点。9回の郡山北工業の攻撃で1点を入れられましたが、その裏に2死1塁と絶対絶命の場面で2安打と当たっている山田楓芽選手に回り、4球目を捉えて左中間に弾き返し同点とし、タイブレークに縺れ込みました。無死1、2塁からスタートした延長10回の郡山北工業の攻撃は送りバントと犠牲フライで1点を追加し、4対3。その裏の喜多方桐桜の攻撃は、4番の渡部大河選手が四球で出塁し、無死満塁。5番の長谷川煌汰選手のセカンドゴロの間に3塁ランナーが生還し、4対4の同点で回ってきた相原大雅選手に申告敬遠で満塁策を取ってきた郡山北工業。ここは「打って勝つ」と心に決め、齋藤真人選手には「ここは勝負だ!打って勝つんだ!決めてこい!」と力強く声をかけました。打席に入った齋藤真人選手が初球を叩き、併殺崩れの間に3塁ランナーが生還。サヨナラ勝利を収めることが出来ました。公式戦では9回まで戦うことが出来なかったチームが、延長10回までの激闘を制し、令和5年度公式戦初勝利。穴澤岳樹投手は延長10回を投げきり96球の好投、それを支えた相原大雅捕手の好リードのおかげで各イニングのピンチを凌ぎ、勝利に結びついたのではないでしょうか。素晴らしい成長を見せてくれた選手たちに感謝しかありません。試合終了後には3年生のマネージャー3人は嬉し泣き。3年生のマネージャーだけではありませんが、”記憶に残る”試合を見せてもらいました。ありがとうございました。最後に郡山北工業高校と対戦でき、両校選手の素晴らしいプレーで緊迫した試合が出来たことに感謝します。郡山北工業の監督・部長・選手・マネージャーの皆さん、ありがとうございました。また、喜多方桐桜野球部の保護者の皆様をはじめ、スマートフォンやパソコン等でバーチャル高校野球の中継を見ながら応援してくださった多くの方々、応援ありがとうございました。次戦は7月15日土曜日にヨーク開成山スタジアムの第3試合で二本松実業高校と対戦します。応援の程宜しくお願い致します。

 

※画像は7月12日発行の福島民友新聞、福島民報新聞の記事になります。

第105回全国高等学校野球選手権記念福島大会開幕!!

7月8日に福島市の県営あづま球場で第105回全国高等学校野球選手権記念福島大会の開会式が行われました。あいにくの天気ではありましたが、昨年に引き続き一斉行進が行われ、3年生マネージャーの渡部日菜を先頭に選手たちは素晴らしい行進を見せてくれました。また、105回記念イベントとして「古関裕而メドレー」を福島商業高校吹奏楽部と北信中学校吹奏楽部が素晴らしい演奏を披露するとともに、「栄冠は君に輝く」を球児たちは歌いました。そして、木村保理事長の身が引き締まる開会宣言があり、いよいよ3年生にとって最後の夏が開幕したと感じました。まずは初戦の郡山北工業戦に向けて自分達が出来る最高の準備をして臨みたいと思います。

 

 

       

第105回全国高等学校野球選手権記念福島大会の必勝祈願!!

6月25日に北宮諏訪神社にて第105回全国高等学校野球選手権記念福島大会の必勝祈願をしてきました。マネージャーが願いを込めて折った千羽鶴の「結」と「V」の文字。チームの「結」束力をさらに高め、「V」ictory(勝利)を掴み取れるように7月11日試合当日まで、1人1人が最高の準備をして、一戦必勝で勝ち進んでくれることを期待しています。